小児科ブログ

若手勉強会の報告2025

2025/02/19

2月15日(土)に静岡市で「第4回静岡県小児科勉強会」が開催されました。この勉強会は2019年にスタートし、静岡県立こども病院と浜松医科大学小児科が交互に主催して、毎年1回開かれています。

今回は、静岡県内のさまざまな病院から初期研修医7名を含む約30名の医師が参加し、熱いディスカッションが繰り広げられました。さらに、日本医科大学千葉北総病院救命救急センターで研修中の松本圭司先生には「小児救急・集中治療を学んで」、当科神経グループの漆畑伶先生には「てんかんと脳波の基礎 〜まずは自分で診てみよう〜」というテーマでご講演いただきました。どちらも臨床で役立つ実践的なレクチャーや豊富な症例紹介で、とても学びの多い時間でした。

また、今回は磐田市立総合病院小児科の柳瀬先生、浜松医療センターの須長先生がコーディネーターを担当。企画から会場準備、司会進行までほぼすべて自分たちでこなし、素晴らしい運営でした。グループワークやスナップ診断では、「えっ、こんなの知らなかった!」という疾患まで、若手ドクターが難なく正解し、その知識量とアクティブさに圧倒されっぱなしでした。

そして今回は初の懇親会も開催され、昼間の勉強会とはまた違った和やかな雰囲気の中で交流を深めることができました。改めて「静岡県の小児科医を目指す若手ドクターや若手小児科医のつながりを深めること」 というこの勉強会のコンセプトを実感する、充実した1日となりました。

※当日の様子はこちらからご覧いただけます→ https://x.gd/ahsyO
小児科学講座 石川貴充