小児科ブログ
SBSラジオに出演します!(2025年2月9日11時~)
2025/01/09
現在、浜松医科大学小児科内分泌グループでは、小児がんサバイバーの未診断の晩期合併症を新たに診断し、治療につなげる臨床研究を行っています。小児がんサバイバーとは、小児期に手術療法、化学療法、放射線治療などの何らかのがん治療を受けた患者様です。小児がんサバイバーの現状について広く知ってもらうために、広報活動を開始しました。その一環として、
2025年2月9日(日)11時~ SBSラジオ サンデークリニック
に内分泌グループの藤澤泰子が出演します。
小児がんサバイバーは年々増加しています。日本では、10年以上再発などがなかった場合、または20歳頃を区切りに、医師によるフォローアップが終了となることが一般的です。また、20年以上前に治療を受けた患者様は、フォローアップの体制そのものが確立しておらず、医師による診療がさらに短い期間で終了しているケースも多いと思われます。晩期合併症としての内分泌障害は軽微かつ不定愁訴のような症状であることが多い上、医療者の知識不足もあり、症状から気付かれることはなかなかありません。日本では小児がん患者の診療における自立を促すサポートが不十分で、小児がんサバイバー自身が受けた治療内容や晩期合併症についての理解が乏しいことが多いのが現状です。
昨今、小児がんサバイバーに対する注目は高まっており、多方面からのアプローチが開始されていますが、未診断の晩期合併症への介入に着目した研究は行われていません。そこで、長期フォローアップを受けていない小児がんサバイバーの患者様に受診をしていただき、未診断の内分泌異常を発見し治療に繋げようとする取り組みを当科で開始いたします。ラジオをお聴きいただき、ご意見・ご質問がございましたら、浜松医科大学医学部附属病院小児科にお問い合わせください。
また、浜松医科大学医学部附属病院小児科では、小児がんサバイバーである患者様の症状の相談を受け付けています。
・自身が小児がんサバイバーで、何十年も経過しているが、なんとなく気になる症状がある。
・家族が小児がんサバイバーで、すでにフォローアップが終了しており心配。
・他院で小児がん治療をしたけど、転居してしまい通院が途絶えてしまった。
など、こんなときはどうしたらいいの?と思うようなことがあれば、お気軽にご相談いただけます。周囲に患者様がおられましたら浜松医科大学小児科までお気軽にお問い合わせください。
2025年2月9日(日)11時~ SBSラジオ サンデークリニック
に内分泌グループの藤澤泰子が出演します。
小児がんサバイバーは年々増加しています。日本では、10年以上再発などがなかった場合、または20歳頃を区切りに、医師によるフォローアップが終了となることが一般的です。また、20年以上前に治療を受けた患者様は、フォローアップの体制そのものが確立しておらず、医師による診療がさらに短い期間で終了しているケースも多いと思われます。晩期合併症としての内分泌障害は軽微かつ不定愁訴のような症状であることが多い上、医療者の知識不足もあり、症状から気付かれることはなかなかありません。日本では小児がん患者の診療における自立を促すサポートが不十分で、小児がんサバイバー自身が受けた治療内容や晩期合併症についての理解が乏しいことが多いのが現状です。
昨今、小児がんサバイバーに対する注目は高まっており、多方面からのアプローチが開始されていますが、未診断の晩期合併症への介入に着目した研究は行われていません。そこで、長期フォローアップを受けていない小児がんサバイバーの患者様に受診をしていただき、未診断の内分泌異常を発見し治療に繋げようとする取り組みを当科で開始いたします。ラジオをお聴きいただき、ご意見・ご質問がございましたら、浜松医科大学医学部附属病院小児科にお問い合わせください。
また、浜松医科大学医学部附属病院小児科では、小児がんサバイバーである患者様の症状の相談を受け付けています。
・自身が小児がんサバイバーで、何十年も経過しているが、なんとなく気になる症状がある。
・家族が小児がんサバイバーで、すでにフォローアップが終了しており心配。
・他院で小児がん治療をしたけど、転居してしまい通院が途絶えてしまった。
など、こんなときはどうしたらいいの?と思うようなことがあれば、お気軽にご相談いただけます。周囲に患者様がおられましたら浜松医科大学小児科までお気軽にお問い合わせください。
小児科学講座 内分泌グループ